院長です。
ときどき、
自分の子が風邪をひいたときにはどうしているのか
患者さんからたずねられます。
じつは私は、自分の子にはあまり薬を飲ませません。
少しぐらいの咳や鼻水は放置しています。
ひどいときには漢方薬を飲ませます。
鼻水が多いときには「小青竜湯」という薬を使います。
咳が多いときには「麻杏甘石湯」 という薬を使います。
ヨーグルトやアイスクリームに混ぜて食べさせます。
気管支炎が疑われるようなときには抗菌薬も飲ませます。
抗菌薬は、「ここぞ」というときには使います。
これは患者さんに処方するときも同じです。
熱もあまり出さない子供たちなので、解熱剤もほとんど使いませんが、
中耳炎で耳が痛くて眠れないときなどには使います。
薬は必要なときだけ使う、というシンプルな診療をしています。
ちなみに、うちの子供達は冬でも半袖を着ているほどの薄着です。
これを健康法だと思われている方も多いようなのですが、
ちがいます。
一応、私は「長袖にしたら?」と彼らに言うのですが、
言うことを聞いてくれないので放置しているだけなのです。