こころのお知らせけいじばん
統合失調症は、およそ100人に1人と言われる多い病気です。その数%が15歳以下の発症です。
原因は、生物学的な素因から環境・ストレスまで、さまざまな要素が合わさっていると言われています。
幻覚や妄想の存在が診断に重要ですが、子どもの場合、はっきり診断できないことも多く、
その場合は統合失調症に準じて慎重に経過を追う事が必要です。
強迫行為やカッとなりやすさなどが目立つ場合もあります。
治療は、大人と同様に第二世代抗精神病薬による薬物療法などが中心となります。
また、再発を繰り返さないように、病気の特徴を理解し環境を調整することも長い経過では必要になります。
相談の窓口は、児童相談所、区役所のこども家庭支援課、心療内科や精神科のクリニック等があります。
小児精神科への紹介をご希望される方は、小児科クリニックにご相談ください。