新型コロナウイルス感染症について

患者さんから質問をいただくことが増えてきましたので、まとめておきます。

①どんな症状なのか?
新型コロナに感染したときの症状は、2つのパターンに分けられるようです。

まず、風邪症状が1週間ぐらい続いて、そのまま軽快するというもの。この経過をとる人が大半です。
次に、風邪症状が1週間ぐらい続いて、倦怠感と息苦しさが出てくるもの。体がむくんだり、下痢が重なる人もいるようです。高齢者や基礎疾患のある方において、この経過をとる人が多いのですが、健康な壮年層にも見られることがあります。一方、この経過を子どもがとることは極めて稀とされています。

感染してから発症するまでの潜伏期間は5日(1-11日)ぐらいで、入院を要するほどに重症化するのは、さらに10日(9.1-12.5日)経ったころだと見積もられています。感染力が強いのは、発症から3~4日目ぐらいだと考えられていますが、重症化すると感染力も維持されて院内感染を引き起こしやすくなっています。

②感染を予防するためにどうしたら良いのか?
まず、人混みを避けること。咳をしている人から離れること。
帰宅後すぐに手を洗うこと。外出先で食事をするときは食べ物を触る前に必ず手を洗うこと。
よく寝ること。

③病院に行ったら検査をしてもらえますか?
現時点では、クリニックでは新型コロナの検査はできません。
「新型コロナ感染者と接触した」など感染の心配がある場合には下記相談センターに連絡して、指示された医療機関を受診してください。
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新型コロナウイルス感染症 帰国者・接触者相談センター
電話:045-664-7761
対応時間:午前9時~午後9時(土日祝日を含む)
聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方 FAX 045-664-7296
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カテゴリ:Q&A

公開日:2020年2月22日