<院長の子育て日記>特別じゃなくても良い
一流の人は素晴らしいなと思います。
野球の大谷選手にしても、将棋の藤井竜王にしても。
特別な才能って憧れるし、見ていて気持ちが良いです。
でも、こどもは一流じゃなくても良いのです。
特別でも、普通でも良いのです。
どっちがいいとか悪いとかでなくて、
その子の存在価値は、どっちでも変わらないのです。
親も、そうです。
頭が良くても良くなくても、運動ができてもできなくても、ルックスが良くても良くなくても、お金持ちでもそうでなくても、
親の存在価値は変わらない。
子どもにとってはどっちでも良いのです。
親は「親」ということだけでこどもにとっては価値がある。
こどもは「こども」だということだけで親にとっては価値がある。
人はその人であるということだけで価値がある。
才能がある人が自信を持って生きることは、わりと容易いことではないでしょうか?
普通の人が自信を持って生きることの方が難しいように思えます。
普通の人が自信を持って生きるには、心にエネルギーが必要です。
自分は周りの人たちから大切にされているという実感とか、
自分は周りの人たちの役に立っているという実感とか、
自分はこれまで努力して成長してきたという実感とか、
心にエネルギーがなければ、人は頑張れません。
親は、こどもの心にエネルギーを注ぐことができます。
こどもの存在に感謝すること。
(生まれてきてくれてありがとう!)
こどもが人の役に立っているところに注目してあげること。
(お手伝いしてくれてありがとう!)
こどもががんばっている姿に注目してあげること。
(テストや試合の結果よりも、がんばった過程に注目する。)
親だって、頑張れない時には心のエネルギー充填が必要です。
自分のうまくいってないことには注目せず、
うまくいっていることだけに注目してみましょう。
物事をいろんな視点から見て、ポジティブに捉えましょう。
物事にはいろんな側面があるので、悪い点もあれば良い点もあります。
良い点だけに注目して、パワーチャージしてみましょう!