<院長の健康日記>養生訓の教え3
「養生訓」とは:
江戸時代、儒学者の貝原益軒(かいばらえきけん)が83歳の時に出版した健康長寿の心得。当時のベストセラーになりました。(当時の平均寿命は50歳未満だったそうです。)
養生訓には、現代でも参考になるような教えが書かれています。
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「貧賤なる人も、道を楽しんで日をわたらば、大なる幸なり。」
貧しくても、楽しんで日々を過ごせば幸せである。
益軒は具体的に説明してくれています。
一人家で静かに本を読む。歌を歌う。香を炊く。窓の外の景色を眺める。花を愛でる。酒でほろ酔いになる。育てた野菜を料理する。
幸せは、ささやかな日々の営みの中にあるもの。
身の回りにあるワクワクしたり、うっとりしたり、ほっこりしたりする時間。
それが人生の幸せだということです。
みなさんの幸せ時間はどんなときですか?
朝のコーヒータイム
夜の晩酌タイム
こどもとのおしゃべり
趣味の時間
お気に入りの音楽
お気に入りのアロマ、、、
ささやかな幸せ時間を大切にしたいですね。