こころのお知らせけいじばん(4)

摂食障害は、主に中高生の女子に多く、ときには小学生やスポーツ選手にもみられることもあります。
きっかけは様々ですが、肥満への恐怖などがみられます。
ほとんどはやせ症で始まり、長い経過で食べ吐きに転ずることもあります。
体が危険な状態になることもありますが、本人は運動や勉強を頑張っていて、とても体が悪いようには見えないことも多いです。
治療には、医療機関のみならず家族や学校関係者の協力も必要になります。本人の自己評価が低い場合が多いので、周囲もそれに心理的に配慮して対応するのが良いでしょう。

相談の窓口は、児童相談所、区役所のこども家庭支援課、心療内科や精神科のクリニック等があります。
小児精神科への紹介をご希望される方は、小児科クリニックにご相談ください。

カテゴリ:「こころのお知らせけいじばん」

公開日:2016年10月18日