こころのお知らせけいじばん(5)
ADHD(注意欠如・多動症)
最近は、芸能人やスポーツ選手がADHDであることを公表するなど話題になっています。
子どもの場合は“朝の身支度、夕の宿題や明日の準備などで毎日保護者ともめる”“衝動性ゆえに、きょうだいやお友達にけがをさせてしまう”などで叱られることが多く、自尊心が低下することもあります。早い時期に適切な対応をした方がスムーズにいくでしょう。
治療では、本人の面接のほかに、親が特徴を知り対応のトレーニングを受ける・学校に治療の状況などをきちんと伝えて理解を得る・薬物療法をする・・なども場合に応じて行います。
相談先は、診断を受けたいなら児童精神科・小児精神科・小児神経科などの医療機関、
具体的な対策を知りたいなら地域療育センター、発達障害者支援センター、お住まいの保健福祉センターなどです。
近年は大人への支援窓口も広がっています。