麻疹ワクチンについて(6/12更新 )

麻疹風疹(MR)ワクチンが不足しているため、
当院では先月から、MRワクチン接種は1歳のお子さんのみに制限していましたが、
今週から就学前(2期)のワクチン接種の予約を受け付けます。

自費のMRワクチンについては、もうしばらくお待ちください。

*現在、インターネットでのMRワクチンの予約は中止しています。
MRワクチン(1期2期)の接種をご希望の方は、お電話でご予約をお願いします。

こころのお知らせけいじばん

チック障害

「目をパチパチ瞬きさせる」「風邪でもないのに咳払いをする」など、チック障害としてよく知られたものがいくつかあります。このような典型的な特徴を持つ「単純チック」と、「自分を叩く」など、やや時間が長く目的を持っているように見えるチック「複雑チック」があります。こどもの5人から10人に1人がチックを持つと言われていますが多くは短期間で治まります。1年以上続く場合を慢性とします。

以前は親の育て方や本人の性格などに原因があるといわれていましたが、最近は関係ないということがわかっています。なりやすい体質やなりやすい時期があるようです。一過性のものと慢性のものがあり、慢性では10歳から15、6歳に一番重症な時期になることが多いです。成人に近づくにつれて軽快します。
年齢が低く、自分のチックに気づいていないように見えても子供は気づいていることが多いようです。チックを気にして引きこもりがちになるのは重症なのでしっかり対策するのが良いでしょう。

チック障害は不安や緊張や体調により波が出ます。あまり一喜一憂せず、環境を調整しストレスを軽減するよう努めます。学校関係者に説明し、協力を依頼するのも必要です。本人や家族でチック障害の特徴を理解し、無理に抑えようとせずうまく付き合っていくことが大事です。
薬物療法、行動療法、また患者・家族グループによる支援もあります。

相談の窓口は、児童相談所、区役所のこども家庭支援課、心療内科や精神科のクリニック等があります。
小児精神科への紹介をご希望される方は、小児科クリニックにご相談ください。

GW in 名古屋!

こんにちは!スタッフのほそやです!

先日のGW…どーしてもどこかに行きたく、
連休に入る前日にチケットが取れない覚悟で友人と旅行会社へ!!!

どこに行こうか…何をしようか…
やっぱり美味しいものが食べたい…
ということで名古屋へ(^o^)

観光は熱田神宮と名古屋城…とド定番なところへ行って参りました(^^)
お天気も良くマイナスイオンたっぷりで日頃の疲れも吹っ飛びました!


こころのお知らせけいじばん

強迫性障害

確認強迫、手洗い強迫など、言葉は聞いたことがある方も多いでしょう。「トイレの床に手が触れてしまった後、手にバイ菌がついているような気がして、自分でもおかしいとは思うが何度も手を洗わないと気が済まない」など「自分でもやめたいけれど、やめられない」というのが強迫性障害です。
子どもにも起こることがあり、10歳ごろに多く、およそ200人に1人の割合です。子どもの場合は「自分でもおかしいと思うので本当はやめたい」という気持ちがあいまいな場合もあります。多いのは「不潔への不安」「自分や他人に危害を及ぼしてしまうことへの不安」などの強迫観念や、「洗浄」「清掃」「確認」「数かぞえ」「繰り返し」などの強迫行為です。経過は長期となることが多いです。

治療は、認知行動療法(暴露反応妨害法:不安な状況にチャレンジし、強迫行為をあえてしない)や年齢により遊戯療法、薬物療法などがあり、組み合わせて行います。強迫には家族が巻き込まれることが多いため、家族への支援や心理教育も重要で、家族単位で行う家族療法なども有効です。

小児精神科への紹介をご希望される方は、小児科クリニックにご相談ください。

和菓子

こんにちは♪
スタッフのたけうちです。
桜もあっという間に散ってしまい…
新緑の季節がやってきましたね。

最近私は、和菓子にハマり
『かしわ餅』を買いに和菓子屋へ。
目的ではなかった『豆大福』や『苺大福』も
買ってしまいました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

皆さんも、この時期にしか味わえない
『かしわ餅』を是非食べてくださいね。

こころのお知らせけいじばん

子どもにもPTSDは起こります。例えば直接自分が交通事故にあったときだけでなく、交通事故を目撃したとき、身近な人が交通事
故にあったと知ったときなど・・・。
典型的な症状はいくつかあります。思い出したくないのにトラウマを思い出して(フラッシュバック)パニックになること。トラウマ
を思い出すような人や場所を避ける、なるべくそのことを考えないようにする回避。イライラする、ビクビクする、眠りが浅いなど過
敏。感情が鈍くなる、トラウマを思い出せないなどの麻痺。これらが混在した状態になります。
対応は時期によって異なります。まずは安全・安心を保証し(幼児の場合、母親から離さず甘えさせるなど)トラウマを思い出す状況
を避けさせる、など家族が接し方の指導を受けるのも重要です。様子をみながら徐々に普通の生活を取り戻します。時期によっては、
幼児に遊びの中で解決を体験させるような場合もあります(車のおもちゃで「この車は止まっているから渡れるよ」と母親が一緒に遊
ぶ等)。
PTSDは脳の機能による症状で、誰にでも起こりうる反応です。性格の弱さではありません。早期に対応して長期化を防ぐことが大
切です。