2016 我が家の夏

看護師のまつざわです。

これからが夏本番…というのに、我が家では厳しい夏を乗り越えたかのような安堵感と、疲労感で満ちあふれています。
2年ぶりに、アメリカに住む娘と孫が1ヵ月滞在したのです。
ほぼ毎日のように友人達に会い、遊びまわり、楽しい思い出をいっぱいつくれたようです。
生まれて初の来日となった下の孫は、カタコトしか話せないのに、日本語、英語両方理解しているとみえ、私が怒ると英語でいいかえすのには、思わず笑ってしまいました。
次回、このチビ怪獣の成長が楽しみです。
無事に着いたと、真っ青なフロリダの空と海のメールが届きました…。

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こころのお知らせけいじばん(3)

発達障害(自閉スペクトラム症)は、3歳児健診で見つかることも多く、半数以上は小学校入学前に医療機関などで診断が可能です。
ただ、それ以外でも普段の子どもの様子で「視線が合わない」「言葉が少ない」などで気になる場合もあるかも知れません。
その場合、区役所の福祉保健センターに相談してみましょう。
(磯子区役所福祉保健センター・こども家庭支援相談 045-750-2525)
また、児童相談所でも相談・診断できます。
(横浜市南部児童相談所 045-831-4735)
診断をつける目的だけでなく、そういう特性を持つ子どもとの関わり方のアドバイスも得られます。

おうちの方も専門家に子育てを相談する場を持ち、その情報を学校などに橋渡しすることが必要です。それにより子どもへの関わり方、周囲の人の理解、地域での過ごし方をより良くすることができます。

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こどもの頭痛に漢方薬はいかがですか?

小学生になる頃から、頭痛を訴えるこどもが増えてきます。
たまに頭痛があるけどすぐに治るという程度であれば様子を見ていても良いと思いますが、
頻回の激しい頭痛などは、念のため医師に相談した方が良いでしょう。

ただ、検査をしても異常が見つからない頭痛は多いものです。
いわゆる「頭痛持ち」です。
(片頭痛、緊張性頭痛などの診断名がつくことも、はっきりしないこともあります)
お母様も同様に「頭痛持ち」だったりします。

頭痛の頻度が多くなければ、痛み止めを服用して様子を見ます。
毎週頭痛が起きるようであれば、継続的な治療を検討しましょう。

漢方薬が頭痛に効くこともありますので、
漢方治療をご希望の方は当院でご相談ください。

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「はらぺこあおむし」

こんにちは。
スタッフのこんどうです。

今回はおすすめの絵本を紹介したいと思います。

知ってる方も多いと思いますが、「はらぺこあおむし」です。

内容はシンプルでお腹を空かせたあおむしが毎日色々な食べ物を食べ、最後は蝶になるお話です。

色鮮やかで丸い穴が開いていて子供の興味をそそる1冊です。

まだ読まれた事のない方は是非ご覧になってみて下さい。

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おかげさまで2周年

今月で、クリニックは2周年を迎えます。
これもひとえに皆様方の温かいご支援の賜物と感謝しております。

初めから当院で予防接種や乳児健診を受けてくださっていた患者さんたちが、
最近では走り回ったり、おしゃべりができるようになったり、、大きくなりました。
私たちも同じように日々成長して行かなければならないな、と思っております。
(ただ年をとるのではなく、、)

これからも当院は、地域の皆様に愛される「はじめてのクリニック」を目指してまいります。
・はじめての子育てを支えるクリニック
・はじめて漢方治療を受けるこどもたちを支えるクリニック
そして、患者様に
「来て良かった、また来たい」
と思っていただけるように日々研鑽を重ねます。

何卒、変わらぬご愛顧お引き立てを賜りますよう、心からお願いいたします。

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こころのお知らせけいじばん(2)

 「痛みや体調不良を繰り返し訴えるけれども、体の異常は見つからない・・・」
こどものこういう状況には、家族もうまく関わることが難しいですよね。
遊んだりして気晴らしをしている最中には調子が良さそうに見えるので
「仮病?」など思ってしまいがちです。

ただし、こども本人にとって痛みや不調は現実。
「気のせい」とせずに、まずは受けとめてあげましょう。
 こどもはまだ言葉が未熟なだけに、様々なストレスが体の症状として出ても不思議ではありません。
また、こども自身も改善しない症状への焦りや怒りを抱えていることも少なくありません。
こういうこどもは、感情をうまく外に表すことができるようになると楽になってきます。
さらに、気晴らしの効果をうまく取り入れ症状を忘れる時間を持てると良いです。
「痛みがあるから○○できない」ではなく「痛みがあっても○○できる」」という方向が目標です。

 その方向を目指すにあたり、メンタルの専門家に相談してみてはいかがでしょうか?
メンタルの専門家とは・・まずはスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーです。
また、お住まいの区の福祉保健センターこども家庭支援課でも、問い合わせて相談窓口や医療機関を紹介してもらうことができます。
厚生労働省ホームページ「こころもメンテしよう」もご参照ください。

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*「こころのお知らせけいじばん」は
精神科専門医いわもとあきこさんによる連載です。